あかしあ台リング道路街路樹のあり方検討会 報告
あかしあ台1丁目から有馬富士方面を望む
あかしあ台のニセアカシア327本の並木道1.6㎞は、植樹より30年が経過し、初夏の真っ白な芳香を放つ房状の花・秋の紅葉が住民に豊かな環境を提供してくれています。しかし、根上がりによる歩道の凹凸が子どもたちや高齢者の転倒事故につながり、また、コフキタケ・ベッコウタケによる根部枯死・根株腐朽で突然の倒木の恐れなど多くの課題をかかえています。
さらなる老木化が見込まれる今後10年・20年先のことを考えると今のうちに樹木管理の方針を打ち出し、計画的に対策を講じることが急務となっています。
あかしあ台自治会では、住民や並木を愛する会の皆さま・三田市道路河川課・公園みどり課との話し合いを続けてきましたが、2019年10月からは、兵庫県まちづくり技術センター景観アドバイサーの辻信一先生・人と自然の博物館の赤澤宏樹先生・三田市の植栽業「あまがえる」の木下ご夫妻にご指導いただきながら4回の「あかしあ台リング道路街路樹のあり方検討会」を開催しました。
残念ながら最終の5回目は新型コロナウイルス感染防止のため会を持つことが出来ませんでしたが、次年度へ向けて、検討会のメンバー・ご指導いたたいている先生方・三田市担当課とともに、引き続き検討会を継承し、将来にわたる街路樹管理計画を作成する予定にしています。あかしあ台住民がこよなく愛するニセアカシアの街路樹の樹種転換を考えなければならないことは、極めて残念なことですが、多くの皆さまの智慧を集約して、将来への景観保全に万全を期したいと考えています。
リング道路街路樹のあり方検討会のお知らせ
あかしあ台リング道路街路樹のあり方検討会 2019.10.~2020.3.
ニセアカシアとはどのような街路樹か
ニセアカシアをテーマにした歌
ニセアカシアをテーマにした歌曲・童謡・歌謡曲は、たくさんあります。ニセアカシアの花が多くの人々に親しまれている証拠でしょう。上記の「あかしあ考」にある、「この道はいつかきた道」北原白秋詩・山田耕筰作曲 1927、「アカシヤの雨がやむとき」水木かおる作曲・藤原秀行作曲 1960、その他に「アカシヤの花」松坂直美作詞・橋本国彦作曲 1948など、多くの作詞家・作曲家・歌手の心をとらえています。ユーチューブから上記3曲をリンクしました。